金属アレルギー測定器 「DMAメーター」

口腔内金属の溶出傾向を素早く・簡単・的確にチェック

DMAメーターは、 口腔内の補綴物(人工の被せ物や詰め物)や充填物の金属イオンの溶出状態を測定する装置です。
各種アレルギーは様々な要因によって引き起こされますが、歯科の補綴物や充填物に用いられている金属合金に起因するものも少なくありません。
口腔内に電位の異なる異種金属が存在すると、唾液を電解質溶液として金属イオンが溶出し、 金属の腐蝕が起こることがあります。

また、口腔粘膜自体も電極となり、金属の電気化学的な溶出を促します。
溶出した金属イオンは 体内では分解されず、タンパク質と結合して体内に存在する間にアレルゲン(アレルギーの元)となる可能性があるため、口腔内での金属の 溶出傾向を知ることは大変重要です。
合金のもつ主要元素(ニッケル・クロム・コバルト・パラジウムなど)が、金属アレルギー等の病気をはじめ、多種多様な病状を引き起こすことがあります。それらの病状は口腔粘膜の痛みや酸っぱい味覚として感じられ、さらには、歯肉炎症状から全身症状にもおよぶことがあります。

このDMAメーターは、世界的な特許をもつハンガリー製の最新機器で、過去何10年にも及ぶ研究の結果、 歯科補綴物の電気化学的状態ひいては生物学的に補綴物、充填物が患者に適合しているかどうか即座に診断します。
DMAメーターにて、いま入っている銀歯などの金属が安定しているかどうかを測定してみて、お口の中の銀歯などの金属を安定したセラミッククラウン・セラミックインレー・レジン・チタンに置きかえましょう。

金属アレルギーによる多種多様な病状

金属アレルギーによって、さまざまな病状を引き起こされます。
湿疹 (皮膚に赤いはん点ができる)
皮膚炎 (皮膚が腫れる)
舌炎 (舌が赤く腫れる)
口唇炎 (唇が赤く腫れる)
舌痛症 (舌がヒリヒリと痛みを感じる)
歯肉炎 (歯ぐきが赤く腫れる)

その他の治療