しみる虫歯の治療

象牙質の虫歯

症状:冷たいもの、熱いもの、甘いものがしみる
象牙質まで虫歯が進行している場合は神経を保護する処置をした後、型を取って部分的に詰める治療をします。

<審査・検査>

視診・触診・打診・エックス線診査などで、歯やその周りの状態を調べます。

<診断・治療計画の呈示>

検査結果に基づき治療計画をたてて、その内容を説明します。

<治療開始>

1)局所麻酔をする。(痛みがある場合)
2)虫歯の部分を削る。
3)神経を保護するための薬をつめる。
4)詰め物(インレー)をつくるための型を取る。
5)仮の詰め物を入れる。*歯科技工所などで詰め物(インレー)を造ります。
6)仮の詰め物を外して削った清掃する。
7)詰め物(インレー)を入れてかみ合わせを調整する。
8)咬み合わせの調整終了後、詰め物(インレー)を研磨して歯に接着する。

<治療終了>

治療後は30分くらい飲食は避けて下さい。
虫歯が大きくて神経近くまで削っている場合は、治療後にしみる場合がありますが、徐々に治ってきますので、心配は要りません。
ただし、ズキズキと強く痛む場合は医師に相談して下さい。

歯の豆知識