歯科用語集 く

楔状欠損

合わない入れ歯や不適当なブラッシングによって摩耗したり、歯ぎしりなどの噛み合わせが原因で、
歯頸部に力がかかり、エナメル質と象牙質の境付近のエナメル質が長時間かけて破壊されることをいいます。
多くの場合、象牙質が露出してしまい、しばしば知覚過敏を引き起こします。

クラウン

虫歯などで大きく歯を削ったときに、金属やセラミックで覆う被せ物のことです。
クラウンで被せるほどの虫歯の場合は、神経が死んでいるのでクラウンを被せる前に根管治療を行います。
クラウンには、金属だけでできているクラウンの他に、金属の表面にセラミックを焼き付けたメタルボンドや、セラミックだけでできているオールセラミッククラウンなどがあります。

クラスプ

入れ歯の部品の一つ。
入れ歯を安定させるために、残っている歯に引っかける金属。

クラック

歯冠部分に入るひび(亀裂)のこと。
亀裂の入り方や深さによって治療方法が異なります。

クレンチング

上下の歯を強く「噛みしめる(食いしばる)」習癖。
音をたてることがなく、他人に指摘を受けることがあまり無いため、気づきにくい。

グラインディング

いわゆる「歯ぎしり」で、ギリギリと音をたてて、強く歯をこすり合わせる習癖。
就寝中に発生することが多く、歯のすり減りが起こりやすい。