歯科用語集 せ

正中線

体の中心のラインのこと。口腔内の場合、上下の歯の中心線のことです。

セメント質

歯根の部分の外側にある組織です。
歯と、顎の骨を結合しています。

セラミック

セラミックとは陶材の事で、食器などに用いられる物です。
その為、水分の吸収が無く変色しない為、長い年月歯を白く保つのに適しています。
また、シェードガイドという色見本や、シェードアイという色彩測定器を用いて他の歯の色と合わせることも可能なので、美容歯科・審美歯科で最も使われている材質です。

先天欠如歯

別名:先天性欠如歯、先天欠損歯、無歯症
うまれつき歯の数がたりないことを「先天欠如」といいます。
足りない歯の数は、1~2本程度から、6歯以上の多数の歯が足りない場合もあります。
日本人の先天欠如の発現頻度はおおよそ9%程度であり、多くは下顎側切歯もしくは第二小臼歯に発現します。

舌側

歯の舌側の側面のことを指します。
舌側矯正は、歯の舌側の歯面にブラケットを着ける治療方法のことです。
主に下の歯(下顎)に対して使用する言葉です。

舌癖(ぜつへき)

食べ物を飲み込む時に舌で歯を押したり、口をポカンと開けて上下の歯の間に舌を出していたりする事があります。
これは舌癖といって、歯並びやかみ合わせに大きな影響を及ぼす癖の一つです。
舌癖があると歯並びが悪くなったり、サ行やタ行がはっきりしなかったり、場合によっては顎の形をかえてしまうこともあります。