歯科用語集 と

ドライマウス

唾液の分泌量が少なくなることで、口の中が乾いた状態になる症状をさします。
別称で口腔乾燥症ともいわれている症状で、口の中やのどの渇きなどが現れます。

原因は、不規則や不健康な生活や、偏食、薬物の副作用などがあります。
ドライマウスの総数は日本で増える傾向にあり、口の中が乾いた状態になるなどの症状が現れます。
また、ドライマウスは自覚症状がないことが多く、患者本人が気付いていないことがあります。

ドライマウスになると、歯学的には、軽度の状態で、口の中でネバネバ感じるようになる、虫歯やプラークの増加などの原因となることがあります。
また、この症状が原因の強い口臭や、舌表面がひび割れるなど、次第に深刻な症状が現れるようになります。
さらに進行すると、割れた舌の痛みで食事が取れない摂食障害となる、会話で痛みを覚えるなどの発音障害などが現れることになります。
また、自己免疫機能の異常など、全身にさまざまな障害を引き起こす可能性があるので、適切な治療と診断を早期に受けることが必要です。

トルク

歯軸の調節を行うこと。

ドライソケット

抜歯後、血餅[けっぺい]が剥がれたり、傷口の治癒に異常があると、感染によって骨面(歯槽骨)が露出して、激痛を発する症状。
ドライソケットの処置は、抗生剤を含ませた軟膏やガーゼを患部に詰めて、炎症を抑えて自然治癒を待つ方法と、 炎症が落ち着いた後に、傷口を掻き出して再出血させた後、血餅を形成させる方法、 傷口を糸で縫う方法などがある。
いずれにしてもこのような症状が出たら、すぐに歯科へ連絡し、受診しましょう。